ランニングはじめてみたけど、どのくらいのペースで走ればいいだろう? すぐ疲れちゃうけどこんなので大丈夫かな? 1回どれくらいの時間走ったらいいのかな。
こんな疑問に私なりにお答えします。
まず前提として、私は社会人になって、日常的な運動は特にしてきませんでした。サーフィンをしたいなーというのがきっかけで、ランニングでもして体力作りをしようと思ったのがきっかけで、ランニングしています。特別走りに自信がある訳ではありません。スピードは、クラスで中の中くらいだったと思います。なので、あくまでも初心者の体験談として読んで頂ければと思います。
✔ 本記事の内容
- ランニング初心者のペースはひとそれぞれ無理のないペースで
- 初めはペースよりも足作りが大事
- 時間はすこしづつ伸ばしていきましょう
目次
ランニング初心者のペースはひとそれぞれ
ペースはどれくらいがいいのか?の、答えになっていませんね・・・。ただ、走る人の現在の走力によって、ペースはそれぞれ全く違うと思います。
初心者でも、1キロ4分30秒で走れる人、5分で走れる人、6分、7分とそれぞれの現状があります。いきなり、1キロ5分のペースで走りましょうというものではないと思います。
私の場合は、写真にもあるように、初めは1キロ8分~9分台で走り始めました。距離も、2キロくらいです。
今から思えば遅いなーと思いますが、当時はこのペースでもしんどい感じだったと思います。このペースではフルマラソンを6時間で完走できないペースです。
しかーし、はじめから誰もが当たり前に走れる訳ではありません。すこしづつ慣れてスピードもあがってくると思います。はじめから無理して走っても長続きしませんし、怪我のもとにもなると思います。
なので初めは、自分が無理なく走れるペースでおこなったら良いです。ペースを求めるのは脚力がついて、走る事に慣れて来てからでいいと思います。
はじめはペースはあまり意識せず、気持ちよく走れるペースでオッケーです。ペースを求めるのは慣れてきてから。
はじめはペースよりも足作りが大事
こちらについては、私の体験談でお話しします。
まず私は細身の体系で、筋肉はないですし、当然脚力に自信があるわけでもないです。走ることも好きだった訳ではありません。ちなみに走り始めた当時は、身長173㎝、体重56㎏。現在は61㎏です。ただ、思いのほかランニングにはまり、今では習慣化しています。習慣化しだしたのは、2018年の4月頃からです。
私の場合、ランニングの回数を重ねるごとに、欲がでてきました。もっと距離を伸ばしたい、もっと早く走りたい。誰しも経験することだと思いますが、焦って高望みするとやはりケガの問題がでてきます。
普段のように走っていると、左膝の外側が痛み出しました。走ると痛むので途中から歩きに変えて、少ししたら走ってまた痛むので歩いての繰り返しです。
やっと10キロを数回走れるようになった頃、10キロの大会に出ました。時期は6月です。結果は55分位で完走しました。けっこうしんどかったです。完走したのはいいのですが、やはりここで欲がでて、大会の3日後の休日に、20キロ走ってみようと思いチャレンジしました。
初めての20キロ走です。10キロまでは順調に行き、15キロまで行ったところで、右膝に痛みが出てきました。膝の外側という感じでした。走ったら痛いので、そこからは歩いて家まで帰りました。
少し休息すれば治るだろうと思っていましたが、結果この痛みはかなり長引きました。6月中旬に故障して、気にならなくなったのは約6か月後です・・・。
その間は、2キロほど走ったら痛みが出て、そこから歩いて帰る。この繰り返しの日が続きました。
月のラン回数と合計距離
7月 8ラン 19㎞
8月 11ラン 21㎞
9月 9ラン 21㎞
10月 13ラン 52㎞
11月 9ラン 57㎞
こんな感じの日々が続きました。ちなみにケガする前の5月は、23ラン、96㎞でした。
8月の中旬に整形外科で受診しましたが、特に異常はなく、痛み出るまでは走っても良い。体幹トレーニングとストレッチをしっかりとしましょうと、アドバイス受けました。
かといって、なにをどうしたら良いのか分からないので、すぐにパーソナルトレーナーを訪ねて診てもらいました。電気治療とマッサージ、膝内側の筋力をつけるためのトレーニング方法を習いました。
その他にも、テーピングをしたり、サポーターをつけてみたり、本を買って読んでみたり、シューズのインソールを変えたり、思いつくこと、やれることをいろいろ試しました。
こんなので痛みがなくなるのか不安でしたが、他にどうしたらいいのか分からないので、 藁にもすがる思いで、毎日地道に膝内側の筋力をつけるトレーニングや、本に書いてあったトレーニング方法を実行していました。
すぐに効果はありませんでしたが、その一月後、9月26日。ケガしてから初めて5キロ痛みなく走れました。この時は本当に涙が出るくらい嬉しかったです。
その後は無理せず5キロくらいまでのランにし、すこしづつ距離を伸ばしていきました。11月の初めには10キロ走れるようになっていました。ただし、この間も走れないほどではないですが、若干の痛みは出たりしていました。
そして12月の2日、この状態のまま、エントリー済みだったフルマラソンに初めて参加しました。結果は別記事で触れています。
前置きが長くなってしまいましたが、せっかく楽しくなってきたランニングも、ケガをしてしまうと思うように走れない日々が続きます。走りたくても走れないのは本当につらいものがあります。
結果、私としては勉強になったのですが、できることならなるべくケガをせず、たのしいランニング習慣を続けたいですよね。
その為には、まずは距離やペースは気にせず、足づくりをすることに重点をおきましょう。小出監督の書籍「マラソンは毎日走っても完走できない」にも書いてありました。運動不足の人は、まずはウォーキングからスタートし、足づくりをしましょう。
時間はすこしづつ伸ばしていきましょう
走る時間もペースと同じで、すこしづつ伸ばしていきましょう。急に伸ばすとケガのもとです。どうしても長い時間体を動かしたい場合は、ウォーキング位で時間を伸ばすのがはじめは良いと思います。
焦る気持ちを抑えて、少しづつレベルアップしていくのが、長く楽しくランニングを続けるコツだと思います。
ペースや時間は気にせず、無理のない範囲で、すこしづつレベルを上げていきましょう。無理はケガのもとです。
まとめ
ランニング初心者は、まずは無理のないペース、距離、時間で走りましょう。走れる脚づくりをしてから、ペースなどを考えるようにしていきましょう。